Yumezi生誕130年記念 part3「Yumeziの愛した日本」

「Yumeziの愛した日本」をテーマに、Yumeziがこよなく愛した日本情緒あふれる作品群を紹介しています。

竹久夢二（1884～1934）は漂泊の詩人画家と称されるほど日本各地へと旅を繰り返しています。本展においては、旅先で目にした四季折々の風景や女性のたおやかな仕種など、夢二が感じた日本の美を、ひいてはその根底に流れる失われてゆくものへの郷愁の念を感じていただけます。さらに、友人や家族、恋人に送った書簡も展示しています。

今回、Yumezi生誕130年を記念して新収蔵作品のIkuma Arisimaの小説「彫千代」の挿絵原画を初公開します。筆者のArisimaは友人として夢二を物と心の両面で支え、夢二の死後は、雑司ヶ谷に建てた墓碑に「竹久夢二を埋む」と揮毫しました。挿絵の公開にちなみ、資料を交えてふたりの繋がりをご紹介しています。また、外遊先で日本を思って手がけた貴重な油彩画「ノスタルジア」（個人蔵）を15年ぶりに特別公開しています。

開催場所	夢二郷土美術館
開催時間	2014年9月2日（火）～12月7日（日） 開館時間：9時～17時（入館は16時30分まで）　※9/14（日）、11/4（火）、11/8（土）、11/15（土）は19時まで開館（入館は18時30分まで） 休館日：月曜日（祝日・振替休日の場合翌日）　※9/16（火）、9/22（月）、11/4（火）は、特別開館
交通アクセス	岡山駅からタクシー10分 岡電・両備バス「後楽園方面行き」蓬莱橋・夢二郷土美術館前下車
主催／お問い合わせ	夢二郷土美術館 TEL：086-271-1000